一般皮膚科｜鹿児島県姶良市の皮膚科

アトピー性皮膚炎は左右対称性に分布するかゆみを特徴とする湿疹病変で、慢性に繰り返す皮膚疾患です。
患者様はアレルギー体質と乾燥肌体質を持っています。

原因・悪化因子の除去、スキンケア、薬物療法が治療の基本となります。
当院では、基本治療を中心に、患者様と共に考え、個々の患者様に合わせた治療を行います。

また、常に新しい情報に気を配り、正しい診療が提供できるよう心がけています。
長期にわたり治療を要する疾患ですので、患者様がより快適に日常生活が送れるよう患者様と一緒になって診療に取り組みます。

蕁麻疹は24時間以内に出没し、時に部位を変えながら出没するのが特徴の皮膚疾患です。
その大きさ、形、できる部位は様々です。来院時には発疹が消えていることも多いのですが、その発疹を見なくても話を聞くだけで診断できる唯一の皮膚疾患と言えるでしょう。

また、原因が特定できれば、それを取り除くことで完治させることも可能ですが、残念ながら原因を特定できないことが多いというのが現状です。

その場合でも抗アレルギー剤を中心とした内服療法を継続しながら徐々にできにくい体質に変わるのを気長に待つという姿勢が大切です。長期間の内服を要することも多い疾患ですが、できるだけストレス無くうまく付き合っていきましょう。

ニキビは毛穴がつまり、炎症を起こす皮膚疾患です。
以前は青春のシンボルと言われたり、ニキビくらいで病院に行くなんてという考えの方もいましたが、ひどくなる前に治しておかないと永久に治らないアトを残したり、抑うつ状態の原因になったりすることもあります。
初期の段階から、医療機関で治療することをおすすめします。
当院では、保険治療を中心に行いますが、それだけでは改善しない場合、光治療やピーリングなど保険外の治療も行っています。
また、専門のスタッフがスキンケア指導も致します。お気軽にご相談ください。再発しにくい肌質づくりを目標に一緒に取り組みましょう。

手あれ（進行性指掌角皮症）は主婦湿疹とも呼ばれ、手をよく使う人（特に水仕事）にできやすい手の湿疹です。
どこの皮膚科に行っても、同じような薬を出され症状も良くならないとドクターショッピングにおちいる皮膚疾患の1つでしょう。
原因はずばり、手を使うこと（水に濡れること）です。
手を使わず生きていくことはできませんので治りにくいし、くり返しやすいのです。

できるだけ手を使う頻度を減らし、手を保護することを意識しながら治療に取り組みましょう。水がなぜいけないのか？それは、水に濡れると皮膚は余計に乾燥するからです。乾燥した皮膚はバリアー機能が低下し刺激に弱くなるのです。
治療はもちろん大切ですが、ひどくならないための日頃のスキンケア（保湿）が一番大事です。

水虫は白癬菌というカビによる感染症（うつります）です。
かゆみがないことも多く放置されていることも多い皮膚疾患です。
また、足に何かできると大体の人は水虫と思い込み、ドラッグストアーで市販の水虫薬を購入し治療します。

中には、良くならなかったり、逆に悪化したりする人もいてこういう方が皮膚科を訪れます。水虫は見た目で診断はできません。

顕微鏡検査が必須です。こういう方の大部分は検査で水虫が見つかりません。足にできる発疹の何割かは水虫ではないのです。
誤った治療で良くならなかったり、逆に接触皮膚炎（かぶれ）をおこし悪化します。水虫を効率よく治すには初めから皮膚科を受診することをおすすめします。

■顕微鏡検査

水虫、タムシ、疥癬、アタマジラミ、ケジラミなど

■ダーモスコピー検査

色素性疾患（ホクロ、シミなど）、老人性イボ、皮膚ガン、血管腫など

■アレルギー検査

パッチテスト（予約制）、血液検査など

■皮膚生検

皮膚を一部切り取り顕微鏡で診断

■皮膚腫瘍切除

ホクロ、粉瘤、皮膚腫瘍などを金属メスまたは炭酸ガスレーザーを用いて切り取ります。できるだけ傷あとを目立たせない工夫と術後療法を実施します。

■陥入爪根治術

フェノール法を用いた術後疼痛の少ない手術を行っています。
手術を受けたほとんどの方がもっと早くすればよかったと言い好評です。

■その他皮膚外科手術全般